中のでんぷを使ってします。その色々な物質が、ひいては人間の体にも必要な物質がそろい踏みなんだよ、と言う事なのですね。 発芽ものは、どの食材でもたいがい栄養豊かです。もやしとかが代表格ですよね。 発芽玄米のお値段が高いワケ でも、いくら体にいいとわかっていても、お値段が高ければ結局は食べずじまいです。 発芽玄米、最近ではスーパーでも普通に見られ夏なら半日〜1日、冬なら2日〜3日ほどで、発芽します。 こんな感じに水につけてみる発芽した頃。少々濁っているけど大丈夫左が玄米、右が発芽した玄米。注ぐ水を、人肌程度のぬるま湯にすると、発芽がその分安定します。ぬるま湯を注いだ後は、そのまま自然に冷めるに任せて構いません。ひと手間加える余裕があれば、お試し下さい。 浮い態で腐りやすいし、発芽してしまっているのだからどんどん成長を続けています。そんなデリケートなナマモノをあまねく流通させようと言うのですから、鮮度落ちしない様に加工したり(もう一度乾燥させてみたりとか)包装したり(真空包装してみたりとか)運んだりが普通のお米とは比べ物にならない位、コストがかかってしまってるんでしょうね。 だから、炊く前の発芽玄米とは違って、炊いてしまった後のレトルトな「発芽玄米ごはん」とか「発芽玄米粥」とかは、白米なレトルトごはんと比べればそんなには高くないです。(炊いていないお米と比べれば、かなり高いですけど) 自分で作るとなると、………作った先から炊飯器に入れて行くわけですから、そんな保存だの特別な包装だののコストは全くかかりません。 市販の発芽玄米は塩分が多い! 普通に炊いて食べる分にはわからないのですが、市販の発芽玄米を何かの料理に使うと、味付けが異様に塩辛くなる事に気がつくはずです。 味ご飯を味付けする時の事を思い出してもらうとわかり頃で、作り方はもちろん、どこに売ってる様になりましたが、高いですねぇ〜。とてもじゃないけど毎日は食べれませんね〜。 どうしてあんなに高いのでしょうか? 自分で作ってみるとよくわかる事なのですが、で、ちまきは敬遠してます。玄米である事には変わりはないので、店頭精米サービスをしているお店に心当たりがない人とか、遠くてめんどくさい人は、スーパーで買って来てもいいでしょう。(どまでに非常に簡単だったのです。それ以来、我が家では毎日発芽玄米を食べています。 所が、発芽玄米があまねく世間に知れ渡る様になって、その辺でも売られる様になりましたが、高いですよね、とても。一度試しに買ってみた事ありましたが、高い上に美味しくないし… と言うわけで、このページの登場となりました。 あきれる位に、とっても簡単です。一度お試し下さい。 発芽玄米が体にいいワケ\ 玄米とは、ぶっちゃけた話、イネの種なわけです。 種は最初は、何かを取り入れたり光合成したりはできないので、成長に必要なものは全て種の中だけで何とかしなければなりません。種は発芽しようとする時 |
塩分。健康の ためとか言って発芽玄米を食べると、それだけ余分に塩分を摂ってしまう事になり、これでは一体何が健康のめなのかが、よくわかりません。 これが自宅で手作りの発芽玄米なら、そんな心配もないのです。発芽させる時に、水の中に塩を入れなければいいだけの話ですから。 (塩分を使用しているメーカーの方が、薬品や添加物を使用しているメーカーよりも良心的ではあります) 玄米の手に入れ ますが、炊いたご飯は、よほど塩気を多くしないと塩味を感じません。だから、市販の発芽玄米の塩味には気がつきにくいのではないかと思います。
発芽玄米を作ろう!発芽玄米の作り方 〜何年か前に、新聞だったかているスーパーで買うと、なぜか白米よりも高い様です)発芽玄米の作り方 簡単です!
はないです) 室温なら、いるのかも皆目見当もつかなかったちまきは、試しに自分で作ってみる事にしたのでした。 我が家は普段は7分づきのお米を食べています。農協でお好みについてもらっているのですが、その時に「ちょっとだけ玄米でちょうだい」と言ってわけてもらい、玄米もたまには食ていました。ですから、たまたま玄米が手許にあったわけで、思い立ったらすぐに実験ができたのでした。 収穫の時に強力な乾燥機に入れられて熱風を当てられ、工場でモミガラをはがされてしまっている玄米が、はたしてまだ生きているのかどうかが心配だったのですが…。 結果は、試行錯誤も何もありませんでした。それほ米粒があると、そ発芽玄米ってのは、非常にナマモノなんです。水に浸して水々しくなった状テレビだったかで「発芽玄米は体にいい」とか言う言葉を聞いて「そりゃそうだわな」と単純に思ってしまいました。まだ発芽玄米が世間では全く知られていなかった |
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実は、市販の発芽玄米の多くは、発芽の時にカビたり発酵したり腐ったりしない様に、水ではなく塩水につけて発芽させているらしいのです。管理を簡単にするためにやっている事で、工業製品ならではの宿命なのでしょう。 パッケージの栄養成分表を改めてよ〜く見てみて下さい。普通の白米と比較して発芽玄米の塩分が倍もあったりして、びっくりしてしまいます。 ただでさえ普段から摂り過ぎ摂り過ぎと言われている方 ちまきは農協で買っています。玄米をその場で精米してくれるサービスをしているので、いつも食べてるお米を精米してもらう時に「玄米をちょっとだけ小分けして」と言っているだけです。店頭精米サービスしている所なら、どこでもこころよく引き受けてくれると思います。 スーパーにも玄米が売っている所がある様です。でも、量が多くて、いつまで経っても食べ切れないのの米粒はカビてしまいます。指でつついて沈めてしまいましょう。
水につけてしばらくすると、アワが出て来たり水が白く濁って来ますが、臭いが気にならない程度なら大丈夫です。
温度が高すぎたり日が経ちすぎると、白く濁りすぎて、臭いがし出します。日本酒に似た不愉快でない臭いなら、多分、お酒になり始めの状態じゃないかと思うので、食べても大丈夫だと思うのですが、炊いた時に臭いがきつくて美味しくありません。ガシガシ洗ってから炊けば、臭いは減らせます。
日本酒の臭いを通り越して、思わず眉間にシワが寄る様な臭いなら、それはもう腐ってます。いさぎよく捨てましょう。(今まで嗅いだ事がなくても、一度嗅げばすぐに「これだ」とわかる臭いです) 日が経ちすぎると、発芽状態を通り越してモヤシになってしまいます。試しに炊いて食べてみたのですが、はっきり言って不味いです。もはやお米ではなく、別の食べ物でした。 |
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発芽玄米はすでにたくさん水を含んでいるので、混合比が、毎日この方法で発芽玄米を食べ続けて来ました ただ水をひたすだけの「ちまき方式」がいいのか専用釜を!!! |
玄米玄米は、白米になる前のお米です。玄米のご飯はよい香りがします。ぬかの香りといわれていますが、このにおいが苦手だという人もいるのではないでしょうか?今、この玄米のダイエット中の人や健康志向の人たちの間で玄米が注目されています。玄米を知っておいしく食べてみましょう!
玄米ってどんなお米?普段私たちが食べているお米は精米された白米です。精米される前のお米は、胚芽やぬかの部分が残った玄米と呼ばれるお米です。江戸時代中期までは、この玄米が主流でした。私が小さかった頃、玄米や雑穀の香りが好きだったのですが、母に「そんなものを食べて」といわれたことがあります。でも今なら、玄米の栄養価が見直され、玄米を中心に食べている人も多いのではないでしょうか。玄米はお米やさんや健康食品のお店・薬局などで販売されています。農家の人なら保冷庫で保存しますが、家庭では冷暗所で保存します。初めて玄米に挑戦する方は、白米や雑穀、分つき米(三分づき・五分づき・七分づき)と合わせると食べやすくなりますよ。
おいしい玄米の炊き方玄米を洗ってごみやもみがらを取ります。玄米の場合は炊く前にたっぷりと水を含ませます。玄米と水を圧力鍋や炊飯釜などに入れます。塩をひとつまみ加えると、玄米の苦味が和らぎます。炊飯器はスイッチを入れるだけですが、圧力鍋の場合は、強火にかけて沸騰したら火を弱めます。25分ほど経ったら蒸気を抜いて蓋をしたまま20分蒸らします。軽くかき混ぜてできあがりです。土鍋の場合も圧力鍋と同じ炊き方です。「あるある大辞典2」では、玄米3合に対し、ヨーグルト大匙2を加えて炊くとおいしくなると紹介されました。ヨーグルトを加えることで、アミラーゼという酵素が活性化し、甘味が増して玄米特有のにおいを防いでくれます。
玄米の栄養玄米は、白米に比べてカロリーが低いのに、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、どれを取っても高い栄養価です。食物繊維は白米の14倍もあります。たくさん噛んで食物繊維がおなかの中で膨らむため満腹感を感じやすく、玄米を食べただけで3kg痩せた!という声を聞きます。噛むことで頭も働くようになりますし、酵素が働いて消化が良くなります。さらに少し発芽した状態の発芽玄米は、普通の玄米に比べてガンマ−アミノ酪酸(ギャバ)が豊富です。腎臓や肝臓、脳や神経の働きを活発にし、血圧を下げたり、中性脂肪を抑えます。こうした成人病の予防や便秘・ダイエットに効果があります。これらの効果は酵素の働きによるものです。発芽玄米は家庭で簡単に作ることができます。玄米を2〜3日水に浸すだけなんです。是非試してみてくださいね。
玄米でダイエットそんなわけで普通に玄米を食べるだけでも充分にダイエットになります。しかし、確実に痩せることを考えるなら、「玄米菜食」の考えに沿って食事を取ってみてはいかがでしょうか。特別何かをするわけではなく、普通に栄養バランスを見直して、日本食を積極的に摂るだけです。また、最近話題になっているダイエット飲料に、玄米コーヒーというものがあります。玄米コーヒーとは、ダイエットや健康を意識している人のために、無農薬の玄米を炒ってできたコーヒーです。玄米の栄養分がそのまま含まれているので、肌がきれいになった、便秘が治ったという声もちらほら。毎日玄米を摂るなら、こんなアイテムを利用するのもひとつの方法ですね。
玄米菜食のススメ玄米・胚芽米・分づきのお米を主食とし、食事の50%になるようにします。旬の温野菜・生野菜を上手に摂ります。海草・大豆製品・魚介類なども適量摂るようにします。今、こうした日本食を見直そうという動きは強まっていて、玄米菜食・薬膳・スローフードといった形で玄米が取り入れられています。幕内秀雄さんの「粗食のススメ」に始まり、島田雅彦さんの「ひなびたごちそう」も作りやすくて食べやすい和食が並んでいます。本当においしい食事というのは、しっかり噛んで、時間をかけて食べることかもしれません。おやつを摂るなら、ビスケット・フレーク・クッキーといった玄米を使った加工品を摂るのも良いですね。
玄米黒酢とは?酢は、果実や穀物を発酵させて作られます。黒酢というのは長い時間をかけて熟成・発酵され、普通の酢より色が濃くなったもので、味がまろやかです。玄米を原料として作られた黒酢は玄米黒酢と呼ばれます。普通の酢よりアミノ酸が豊富で、かどがないので飲みやすいですよ。
玄米を使ったレシピ玄米粥のレシピ材料(2人分)玄米1/2カップ
水3カップ
作り方お粥を作る前日に玄米を洗って水と一緒に鍋に加えます。
蓋をして弱火で10分火にかけます。
火を止めて鍋ごと保温器に移し、一晩置いておきます。
次の日、保温器から鍋を取り出します。
お玉で玄米をつぶしながら火にかけます。これだけでもちもち感がアップします。お好みのトッピングを用意してできあがりです♪
玄米パンのレシピ材料(1斤分)強力粉250g
発芽玄米30g
水160cc
塩4g
砂糖15g
ドライイースト2.5g
作り方ホームベーカリーだと簡単なので、オーブンを使った作り方を説明します。発芽玄米は水に浸し、残った水と一緒にミキサーにかけ、粒が残る大きさにします。
材料を全て混ぜ合わせます。
軽く丸めて台に移し、表面がすべすべになるまで10〜15分捏ねます。
捏ね終わったら生地をまとめて25〜30℃で一次発酵させます。その時期によって時間を調節してください。
2倍くらいに膨らんだら成形に入ります。生地を分割して10〜15分休ませます。濡れ布巾で乾燥を防ぎます。
ここでやっと好きな形に成形します。二次発酵させてオーブンで焼きます。大きいパンなら190〜200℃で20〜30分です。大きさに合わせて調節してみてください。
なにかと話題の発芽玄米。発芽玄米のギャバ(?アミノ酪酸)には、脳細胞を活性化し、血圧や血糖を自然に戻す特性を持っています。高血圧、脳卒中、糖尿病、痴呆症等の予防効果の可能性が高いといわれ、関心が高まっています。
毎日食べるご飯で健康が維持できるということで、「どうしたら作れるの?」と、知りたい人も多いみたいですね。「作るの難しそう」って人や実際に作ってみたけど「芽が出ないよ」って人も多いかもしれません。作り方の基本は、を参考にしてみて下さい。
ポイントさえわかれば、簡単に作ることができます。これを参考にして頂き、工夫して発芽玄米をぜひ作ってみて下さい。
発芽玄米の作り方はさほど難しくありません。一番のポイントは、玄米を漬けていることです。これさえできれば元気な玄米は、必ず芽が出てきます。
資料では、日向に置いたり湯船に浮かせると書いてありますが、発芽玄米を作るのには約一日かかる為、天気が悪くなったりお風呂のお湯が冷めてしまったりと、お湯の温度を保つのはなかなか難しいかと思います。
そこで、缶飲料等を保温するホットプレートです。(最近このホットプレートが手に入るのかわかりませんが)ホットプレートから出る熱で、お湯をある程度の温度に保つというやり方です。ホットプレートでなくても一定の温度にできる物でしたら、他にも応用が利くかと思います金属性のバットを用意して、その中に玄米(新しい年に採れたもの)を入れ、お湯を注ぎこみます。お湯といっても指で触って、「ぬるい」と思う程度の温度でOKです。(なんなら水でも結構です)
ホットプレートの熱が強いので、ラップで覆わなくても大丈夫。お湯の量は、資料にあるよりたっぷり入れます。ホットプレートの熱で蒸発が早いので、お湯が少なくなってきたら継ぎ足しましょう。
このまま、バットをホットプレートに乗せてしまっては、お湯の温度が上がりすぎて、玄米が茹で上がってしまいます。バットとホットプレートの間を空ける工夫が必要です。
次のページでご説明しましょう
バットとホットプレートの間を空けるのに、空き缶を使ってみました。バットが安定して置けるように空き缶を3本まとめて、その上に玄米とお湯を入れたバットを乗せています。
こうすることで、ホットプレートからの熱気をバットの下から受けて、バットの中のお湯が温められます。そして、ラップをかぶせない事で、熱くなり過ぎない程度に熱が空気中に逃げていきます。空き缶はすぐに熱くなりますが、バットにあたっている面積が少ないため、お湯の温度を上げ過ぎるほどではありません。(金属は熱伝導率が良いため熱くなりそうですが)
しかし、空気中に熱を放熱するので、お湯が徐々に少なくなっていきますので、時々お湯を加えて下さい。(水でもすぐ温かくなるので、冷たくてもOK)
あとは、資料にもあるように定期的に玄米を洗い、お湯を取り替えて下さい。ザルとボールを使って、ザッとぬめりを取るようにすすぐだけで結構です。6時間ぐらいで、胚芽が膨らんできて、12時間ぐらいすると元気な玄米は、芽を出して来ました。そして、20時間ぐらいでほとんどの玄米が芽を出しました。この時間は、夏場や冬場で多少前後することでしょう。
できあがりの目安は、胚芽の部分が全体的にボコッと出てきて、次に先の尖った芽がニュッと出てきます。この尖った芽が出てきた玄米が、8割ぐらいになったらできあがり。最後に洗って、白米に混ぜて召し上がって下さい。資料には、混ぜる比率が1対1と書いてありますが、最初は、発芽玄米を2〜3割から始めたほうが、食べやすいと思います。
保存する場合は、新聞紙(インクが付いてしまう)ではなく、キッチンペーパ
発芽玄米は作り方も保存も簡単
玄米を発芽直後の状態にした発芽玄米は、もとの玄米にはない優れた特徴
が加わります。
まず、発芽にはたくさんのエネルギーか必要ですが、そのときに分泌される酵
素(化学反応を助ける物質)が、玄米に蓄えられているでんぷんを分解して、エ
ネルギーを取り出します。さらに酵素は、良質のたんばく質をアミノ酸(たんぱく
質の原材料)に分解し独特の甘みとおいしさを引き出してくれます。
この大きな分子の糖類とアミノ酸類は、本来私
ーなどの水分を吸う物を敷いて、天火に干します。充分乾燥したら、密封した容器に入れ、冷蔵保存して下さい。乾燥させた発芽玄米を炊飯する時は、浸水時間を長めにして下さい。
今回、発芽玄米を4月の暖かい日に作りました。寒い冬などでは、空き缶の高さを低くしたり、注ぐお湯の量を少なくするなどの調節が多少必要です。夏には、お湯を保温しなくても室温が高いのでそのままでも芽が出ます。
お湯の温度や量は、多少大雑把でも大丈夫です。あまり気にしないで作ってみて下さい。くれぐれもということが、発芽玄米を作る最大のポイントです。
ホットプレートが無い場合、白熱灯で照射してもお湯の温度を保てます。この方法の時は、資料のようにラップをかぶせ空気抜けの穴をあけましょう。(温室効果)
※注、白熱灯は、水分がつくと割れる場合があるので、くれぐれも気を付けて下さい。
尚、すでに発芽した玄米をパックした商品が販売されています。忙しくて作る時間のない人は、こちらを使ってみるのも良いですね。但し、普通の玄米の2倍以上の価格になります。作り方は簡単なので、時間のある人は、普通の玄米を購入して作ったほうが、お徳ですよ。
体質改善には、半年ぐらいかかるといわれます。これは、体内の血が全て新しいものに変わるのにかかる時間だそうです。新しい健康法を始めたら、半年ぐらい経たないと効果は分かりません。頑張って続けて、健康を保って下さい。
芽玄米の作り方
発芽玄米は、一定の温度を保っていれば、一日ほどで簡単に作ることができ
ます。
●用意するもの
玄米(2〜3カッブ)、大きめのバット、約30℃のお湯
●作り方
1.バットの上に玄米を0.5〜1センチ程度の高さに均一に広げ、ヒタヒタより
も少し多めに、30℃ほどのぬるま湯を入れる。
2.温度が冷めないように、バットの上からラツプをかける。ただし、発芽には
酸素も必要なので、つまようじなどで小さな穴をたくさん開ける。
3. 2を、昼間は温度が上がりすぎないように日向に置き、夜は温度が下がら
ないように風呂場の浴槽に浮かせるか、居間や台所の調理台付近など暖
かい場所に置く。
4.玄米は発芽が始まると、米から出たアクなどが発酵して悪臭を放つように
なる。これを防ぐために、十一〜三月の寒い時期は六〜八時間ごとに二回
ほど、六〜九月の暑い時期は五〜六時間ごとに五回ほど、それ以外の時
期は五〜六時間ごとに二〜三回ほど途中で湯を入れ替える。
湯を入れ替えるときは、一度玄米をザルに上げて全体を軽く洗い、再びバ
ットに戻して新しい湯(30℃)をヒタヒタよりも少し多めに入れる。同じくラッ
プをかけ、小さい穴をたくさん開ける。
5.二四〜二八時間ほどたつと、約八割の玄米が発芽する。ここでザルに上
げ、軽く水洗いする。すぐに食べる場合は、といだ発芽玄米を電気釜に入
れ、少し多めの水を加えて炊くと、ふっくらとした歯ざわりに仕上がります。
また、すぐに食べない場合や、発芽玄米をそのたび作るのはめんどうとい
う人には、発芽玄米を作った後、保存しておくことをおすすめします。その
際、湿ったままの状態で保存すると、芽が成長してしまったり、腐ったりして
しまうので、水をよく切ったあと、新間紙の上に二〜三日間天日干しをし
ます。十分に乾燥させた発芽玄米は、容器などに入れて冷暗所で保管す
れば、一ケ月ぐらいもちます。
★炊き方★
普通の電気釜で炊けます。発芽玄米と白米をいっしょに炊くと食べやすいで
す。混ぜる比率は1対1が理想です。
発芽玄米の作り方
発芽玄米は、一定の温度を保っていれば、一日ほどで簡単に作ることができ
ます。
●用意するもの
玄米(2〜3カッブ)、大きめのバット、約30℃のお湯
●作り方
1.バットの上に玄米を0.5〜1センチ程度の高さに均一に広げ、ヒタヒタより
も少し多めに、30℃ほどのぬるま湯を入れる。
2.温度が冷めないように、バットの上からラツプをかける。ただし、発芽には
酸素も必要なので、つまようじなどで小さな穴をたくさん開ける。
3. 2を、昼間は温度が上がりすぎないように日向に置き、夜は温度が下がら
ないように風呂場の浴槽に浮かせるか、居間や台所の調理台付近など暖
かい場所に置く。
発芽玄米はギャバを多く含んでおり、これは血圧を下げる働きがあるといわれている。このほか、脳卒中、耳鳴り、睡眠障害、意欲低下などの治療に用いられている。発芽玄米100g中にギャバは少ない品種で6〜7mg、多い品種で40rも含まれている。このほか、フィチン酸は慢性気管支疾患、脊髄疾患などの治療や腎臓結石の予防にも利用されている。また、玄米を発芽させることによりIP6が劇的に変化するが、IP6ナイシトールは理想の抗ガン性カクテルといわれている。
玄米は、炊きにくく、固くて食べにくい、美味しくない、消化が悪いという欠点があるが、発芽することでこの欠点を全てクリアできる。玄米を0.5mから1ミリ発芽させると普通の炊飯器で炊ける。