玄米
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飽食・美食の時代を迎え、多くの人々が健康不安を抱えています。国民の3人に1人がアレルギー体質、加えて糖尿病、肝臓病もそれぞれ約600万人ずつと言われ、国民病となっていま
玄米は人間に必要な40種類以上の栄養素のほとんどを含んでいます。玄米食を続けると、60兆個と言われる全身の細胞の代謝が良くなり、脳、神経、皮膚、筋肉、心臓、肝臓、腎臓、骨、血管、免疫など、あらゆる細胞が元氣になります。主食を玄米にすれば、副食を多く摂らなくても良くなります。白米は玄米に含まれる栄養素のたった5%・・・
精白後の白米には、玄米に含まれる栄養素のたった5%しか残っていません。主食が白米の場合、おかずを多くしなければ栄養のバランスが取れないということになります。
副食を多くすることは、食べ過ぎにつながる上、食費も高くつくことになります。主食が白米では慢性的なビタミン、ミネラル不足になってしまう可能性があります。一物全体食となる玄米は、ビタミン・ミネラル・その他の有効成分を100%摂取することとなります。
【精白米を100とした場合の玄米の栄養成分】

【玄米に含まれるビタミン・ミネラルの割合】
一粒一粒の米はもみ殻で包まれています。このもみ殻をはずしただけのものが玄米です。玄米は表皮と胚乳と胚芽の3つの部分から成り立っています。そして、一粒の玄米のなかに含まれているビタミン・ミネラル・食物繊維の、なんと約95%が表皮と胚芽に集中しています。このエネルギーの固まりである表皮と胚芽を取り去ってしまった精白米が、米のカス(粕)と言われるのはそのためです。
おり。とりわけビタミンB群はずば抜けていて、ビタミンEは白米の約10倍、ビタミンB1は約4倍、ビタミンB2や繊維は約2〜3倍。精白以上、鶏卵20個以上、牛肉1.3キログラムのいずれかを食べないとダメだと言われています。
さらに今、大きな注目と期待を集めているのが、玄米の持つ解毒作用。食品添加物、公害汚染物質、化学薬品などの毒を体外に排泄する働きがあるのです。胚芽に含まれているフィチン酸、パントテン酸の解毒作用がそれです。また、ビタミンB群やビタミンEも解毒作用をもっています。とりわけフィチン酸の毒物分解排除作用はすばらしく、強肝、強壮、疲労回復作用のほか、細胞の分解・合成を助け、悪い細胞を排除して正常細胞を新しく形作る働きがあります。まさに、玄米は現代の食生活における宝の山。ぜひ、毎日食べて健康という“宝”を増やしていきたいものです。

※玄米の欠点は消化が悪いこと
栄養バランスの良い玄米も、消化が悪いという欠点があります。そのため(1)よく噛むことが出来る。(2)胃腸の消化力がある。この2点が揃っていなければ、せっかくの有効成分も身体に吸収されず、玄米食の効果は期待できません。

玄米を発酵すると消化・呼吸が良くなり、酵素を補うことができます。

す。また三大死因と言われるガン、心臓病、脳卒中も先進国に異常に多発しています。
【年度と医療費】
平成15年度、日本人が1年間に使う医療費はなんと31兆5000億円にものぼっています。その原因は いろいろ考えられますが、もっとも根本的な原因として挙げられるのは、自然法則から大きく外れた食生活です。添加物、農薬を大量に使用した食物、洋風化した食事など、正しい食生活からますますかけ離れたものになってきているからです。
このホームページを通し、一人でも多くの方が食生活を見直し、食と健康について高い意識を持つようになっていただければ幸いです。
食の三原則
適応食
動物はそれぞれ歯の形、腸の長さなどにより、その適応食が異なります。私たち人間に合った食生活を考えてみましょう。成人の歯の32本のうち、20本は臼歯です。また前後・左右と自在に動く下顎の運動から見てもわかるように、人間は穀物菜食に適しています。また人間の腸は肉食動物よりもヒダが多く、絨毛も発達しています。特に日本人は欧米人に比べ腸が長く、肉食よりも菜食に適しています。
また、口内で最初に分泌される消化酵素の1つにプチアリン(アミラーゼ)がありますが、これは糖質を分解する酵素であり、肉食動物の口内消化液には分泌されないものです。このように、私たち人間の本来の適応食は、歯の形、腸の長さなどから考えても穀物と菜食であると考えられます。
身土不二(しんどふじ)の法則 (土地のものを食べる)
人間は、その土地の食生活に合うように長い年をかけて身体を変化させてきました。これを「身土不二(しんどふじ)」の法則と言います。もともとは仏教の教えからきた言葉ですが、自分の身と土は一体であり、自分の住んでいる国、土地でとれたものを食べよう、という意味です。
日本では古来、穀類(米、麦、ひえ、あわ)を主食に、大豆、小魚、海藻、旬の野菜中心の食事をしてきました。近年の生活習慣病の増加は、数千年もかけて日本の風土に対応するようにつくってきた先祖代々の体質に、欧米風肉食中心の食生活を急激にとり入れたことへの無理が出た、といえるかもしれません。
一物全体食 (何でも「丸ごと」食べる)
人間の身体を考えてみても、各器官、各部分、すべて異なった働きをもっています。魚や牛などの動物、野菜、果物も同じです。すなわち口当たりのよい一部分だけでなく、全体を食べてこそ効用が発揮されるということが「一物全体食」という考え方です。
たとえば、食物の中には発ガン物質を含むものもありますが、同時にそれを消す物質もあるのです。また、ある食物の栄養素を消化するために必要な物質が、ちゃんと同じ食物に含まれていたりもします。ですから、大切な栄養素やビタミン、ミネラルをわざわざとり除いて精白された食品、すなわち白米、白砂糖、白パンは「三白の害」といって、自然食ではもってのほか。玄米、黒砂糖、玄麦のパンを食べるようにしたいものです。